あけましておめでとうございます。
本年も三和店舗機器株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、明るい話題の多い一年となりますように。
さて、突然ですが、 世の中の流行色って会議で決められているってご存知ですか?
実は、インターカラー(国際流行色委員会)という所で決められているんですねぇ。
しかも、実シーズンの2年前から検討がはじまり、1年半前に発表されます。
で、この流行色を参考に、ファッション業界やインテリア業界は商品のカラーリ
ングを決めていくという訳です。
2010年秋冬のインテリアandプロダクツのトレンドカラーは、白。
白色のキーワードは「浄化して前進する」。明るい未来への期待を込めた選定のようです。
もちろん、白以外にも付随する色が色々決められています。
そして、2011年春夏のインテリアandプロダクツのトレンドカラーは、ブルーとグリーン。
いずれも、水や森といった癒しを連想させるものからイメージされる色。今年の春は心を穏やかにする「癒しの色」がトレンドになってくる様子。
食器の世界でも、ブルー は欠かせない色。
洋陶でいうと、
ナルミの「ミラノ」シリーズ。1972年からのロングセラー商品。
ニッコーの「ミングトゥリー」シリーズ。ミングトゥリーとは生命の樹という意味で、こちらもロングセラー商品。
海外だと、ロールストランド社の「モナミ Mon Ami」などが思い浮かぶ。
和陶でいうと、
コバルト系の絵の具の「呉須」を使い、白地に藍一色で図柄をあらわす、「藍染め付け」などでしょうか。
淡いブルーと白のコンビネーションは気持ちを静かに、そして穏やかにしてくれます。
藍は、気持ちを静かに整えるだけでなく、「粋」を感じさせる色。
永きに渡って人の心を惹き付け続けている食器に、ブルーが多いのも、ただ単にお料理が映えるという理由だけではなく、ゆっくりとゆったりと癒されながら食事の時間を過ごしたいという気持ちからなのではないでしょうか。
例えば、
食事の後のコーヒーやデザートなどを、藍色の器でサービスする。
それによって、そのお店で過ごした時間がより穏やかな、あるいは "粋な"
印象として残る。「藍の器」はそんな効果が期待できる器です。
写真上から 「ミラノ」「ミングトゥリー」「モナミ」「藍染め付けの小皿」
残念ながら、ロールストランド社の製品は取扱いがございません。その他の商品は弊社ショールムでも取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。
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⇒ちょこっと豆知識
インターカラー(国際流行色委員会:INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR
は1963年に発足し、現在は14カ国の国が参加している、世界レベルでトレンドカラー情報を検討する会議です。日本では、(財)日本ファッション協会流行色情報センター(JAFCA)が参加しています。
JAFCAのHPはこちら
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