器のトリセツ01「冷やしてたグラスが割れちゃった問題」

冷やしてたグラスが割れちゃった問題

「冷凍庫で冷やしていたグラスが、冷凍庫から出した途端に割れてしまった事件」に遭遇したことありませんか?

この事件の最たる原因は次の2つ。

その1は、気付かないうちにガラスに入っていたヒビや傷
例えば、ガラス製の器に盛り付けたパフェを金属製のカトラリーを使って食べた場合、カトラリーが器にカチャッと当たります。また、その器を洗い場まで持っていく時に、空いた器にカトラリーを入れて持ち運ぶと、そこでもカトラリーは器にカチャカチャと当たります。器を重ねた時も器同士がカチャカチャと当たります。これによってガラス製の器に傷やヒビが入ります。
この傷やヒビが、ガラス製の器が割れてしまう原因のひとつ。

その2は、急激な温度変化
ガラス製の器は、急激な温度変化に弱く、特に急冷は厳禁。
例えば、食器乾燥機などを使った後、器がまだ熱を持っている状態のまま冷凍庫や冷蔵庫などに入れて器を冷やすと割れてしまうことがあります。冷凍庫や冷蔵庫に入れて冷やしているときは割れていなくても、いざそこから出そうとした時に割れてしまったりします。
また、熱を持っている器に氷などの冷たいものを入れた場合も割れることがあります。
この急激な温度変化もガラス製の器が割れてしまう原因のひとつ。

そしてこの2つの原因が重なった時、「冷凍庫で冷やしていたグラスが、冷凍庫から出した途端に割れてしまった事件」勃発の可能性がグンっと高まります。
そしてこの事件は、耐熱ガラスでも起こりますし、ガラスの厚みにも関係なく起こります。

これからの暑い季節、キンッキンに冷えたグラスでキンッキンに冷えたビールをぐいっとなんて至福の時。あるいは、冷やしたガラスの小鉢で冷たいデザートなんてのも美味しさ倍増。
美味しく、楽しく頂くためにも、熱を持っているガラス製の器はしっかりと冷ましてから冷凍庫や冷蔵庫へ。また、ガラス製の器に傷のつきにくい木製や竹製などのカトラリーを使うのもオススメです。

弊社ショールームでは、色々なガラス製の器を実際に手に取ってご覧いただけます。
お問い合わせ、お見積のご相談は、是非弊社まで。