乳白硝子ってご存知ですか?
これ、大正時代に一世風靡した硝子です。最近は、アンティークショップなどでしか見かける事がなくなったような気がします。
この乳白硝子を現代に蘇らせたのが、東京の廣田硝子株式会社。こちらの会社は、1899年創業の日本で最も歴史ある硝子メーカーのひとつです。
創業より社に伝わる貴重なデザイン資料を元に江戸切子や吹き硝子など脈々と受け継がれる手仕事による伝統的製造方法を継承している(廣田硝子webサイトより)会社です。
東京で伝統工芸に指定されている江戸硝子、江戸切子、この両方の製作にも携わっておられます。
乳白硝子は、あぶり出し技法という成型方法でつくられる硝子です。骨灰という自然の素材を含んだ材料を使い、型取りの際ガラスを急激な温度変化に触れさせることによって乳白色をつくるのだそうです。
透明な硝子に描かれた、何とも言えない甘くて柔らかい色合いのこの白色のパターン。涼やかで優しい気持ちになるデザインです。
こちらの冷茶グラス、140ccとちょっと小ぶりです。
弊社ショールームで、実際に手に取ってご覧いただけます。
余談ですが、このグラスが入っている箱。このパッケージデザインもすこぶる素敵です。
写真の商品の定価|2018.07現在
写真二段目から
冷茶波/¥2500 冷茶つなぎ格子/¥2500 冷茶市松/¥2500
廣田硝子株式会社
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